MushiMushi Tachikawa
教育支援協会東京西
2016-03-21

ムシムシ探検隊 3月の模様

3月21日は、平成28年度・締めくくりのムシムシ探検隊。
総勢11名での探検となりました。
啓蟄(けいちつ:ことしは3月6日でした)も過ぎて、暦の上でもムシの活動シーズンということになります。

トビモンオオエダシャクと思われます

さて、集合地点についてチョット行き違いがあり、失礼いたしました。
ともあれ歩道橋のたもとに集合…
さっそく、歩道橋の橋脚に、大きな蛾が!
シャクガ…シャクトリムシの親で、トビモンオオエダシャクと思われます。
発見したのは小学校1年生(4月から2年生)のK君。

見てください、コンクリートと同化しています…
さすが、こどもはムシ発見のプロと申せましょう。

(要・同定)

残堀川と多摩川の合流のほうへ、遊歩道沿いに歩いてゆきます。
案内板にとまっていたムシを、またまたこどもが発見!!!
長~い触角とマダラの翅、トゲのある脚が特徴的。
カゲロウ類?でしょうか。チョウ目ではなさそうですね。
この種類、または仲間と思われるムシが数個体、あたりを飛翔していました。

おなじみナナホシテントウ☆

テントウムシ類は今回も収穫あり。
ナナホシテントウが活発に動き出していました。
1月・2月の探検隊でも見かけたウスキホシテントウは、相変わらず樹皮のスキマにひそんでおりました。
(彼らは夏場はどこにいるんでしょうね?)

ヨコヅナサシガメ、やっぱり樹皮の割れ目に群れていました。桜の古木の幹は凹凸が激しいので、ヨコヅナサシガメに人気のようです。
南方系の外来昆虫なので、寒いのはニガテなのでしょうか。
ゾウムシのなかまも小型のものがみつかりました。

孵化を待つ、カマキリの卵

カマキリの卵鞘も発見。カタチからして、おそらくオオカマキリのものでしょう。
遊歩道沿いの刈り込みドウダンツツジの枝に、あちこち付いていました。
もうすぐ、ここから無数のカマキリが…
それにしても、一斉に孵化するしくみはどうなっているのでしょう?
出遅れるヤツとか、いないのかしら?(笑

三寒四温、先日まで暖かだったところ、当日は雲が多くてちょっと肌寒め。
しかし徐々に薄日も差し、終盤には気温も上がって、翔んでいるチョウもみられました。
キチョウの仲間のように見えました…すぐ飛び去ってしまったので写真なし)
チョウが飛び交うようになると、いよいよ本格的な春!という印象ですね。

おかげさまで、平成27年度のムシムシ探検隊は、全日程を完了いたしました。
全部の回で天気も良く(小雨っぽいときもあったけど)、雨天中止ゼロ達成です(^^)

それではまた!
28年度も楽しく探検しましょう!

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