MushiMushi Tachikawa
教育支援協会東京西
2017-07-17

光に集まる虫を見よう!の模様

7月の三連休の最終日【海の日】に、立川市環境対策課とのコラボレーションにより、夜のムシムシ探検隊「光に集まる虫を見よう!」を実施しました。
夜、灯りをともして虫たちをよぶ「ライトトラップ」、今年で3年目となりました!

今回も昨夏に引き続き、ライトトラップの設置ならびに昆虫のご指導について、グループ多摩虫Pata先生こと、中村 清先生にお世話になりました。誠にありがとうございます。
夕方、たまがわ・みらいパークに集合。最初にPata先生より、だいじな説明をしていただき、みんなの好きな虫(今夜見たい虫)をアンケート♪

そのころ、外のフィールドではライトトラップをスタンバイ。
今年は去年までより川に近く、街灯から遠い、河川敷の中にライトトラップを設置しました。
やってくるムシムシたちに、違いは現れるでしょうか?
夜のとばりが降りる頃、みんなで河原へ繰り出し、観察スタート!!

着いてみると、さっそく、小さなが集まっていました。
日が暮れて、あたりが暗くなるにしたがって、いろんな種類の虫がやってきました。

目についたのが、大小さまざまな種類の、たくさんのコガネムシ類でした。
きれいな緑色のコガネムシは、アオドウガネです。

大型のガガンボやカミキリムシ、アブなどもやってきました。

おや、触覚の長い、ウスバカゲロウのような、トンボのような昆虫が現れました!これはツノトンボですね。今回最大の珍客と思われます!
おすめす2匹やってきました。雌雄で腹の先の形が異なっているとのことです。

それから昼間活発に活動しているショウリョウバッタもやってきました。早くも成虫になっています。
オンブバッタや小型のコオロギ類も、かなりの数が姿を現しました。

今年の夏も、夜のムシムシ探検隊で、さまざまなムシたちに会うことができました。
今回はカメムシ類が少なく、代わりに去年はみられなかったツノトンボのような面白い虫を観察することができました。
これが、ライトトラップの場所を変えた影響なのかどうなのか、興味のあるところです。
また観察会の日程をお知らせいたしますので、これからもムシたちとの出会いをお楽しみに!

いざフィールドへ!

アオドウガネ

ツノトンボ

ショウリョウバッタ

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